親はできるだけ子どもの自己肯定感を高めたいですよね。すると子どもは自らの道をドンドン切り開いていけるはず。
そのために親の自己受容感が大切です。これが低いと子どもに反映されるからです。自己受容の大切さを気づかせてくれたのは吉岡純子さん。これからご紹介しますね。
自分と子どもの関係をさらに深め高めたい方にご参考になれば嬉しいです!
子どもに「お母さんはどうして何人も子どもを産んだの。仕事が忙しいんでしょっ」と泣かれたことがあります。
大ショックでした。後でお話ししますが、結構メンタルが不安定だったのです。
私はがんばって本気で全力で自分なりの答えを述べました。(何を言ったのかはナイショ。)分かってもらえなかったらどうしようと怖かったです。私の自己受容が十分になっていたから、まっすぐに答えられたんだと思います。
その後、その子はぐんぐんと将来の夢を見つけ、自ら向かっていきました。驚くほどの速さでした(嬉)。
私の自己受容感が弱かったら、子どもに応えられなかったと思います。自己受容って本当に大切なんだ、とあらためて感じました。それを教えてくれたのが吉岡純子さんだったのです。
育児書でよく、「子どもの自己肯定感をはぐくむことが大切」と書いていますよね。私もそれを念頭においてきたつもりです。でも親の自己受容感がないと子どもの自己肯定感をはくくむことは難しいです。
私が子どもとうまく付き合えて、危機を乗り越えられたとしたら、吉岡さんに教わった自己受容感のおかげです!!
スピリチュアリスト吉岡純子さんのご活動
吉岡純子さんはYouTubeでも大人気。「魔法使いの学校」の「純ちゃん」ですね。そちらでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。私も楽しく見させていただいています!
これからご紹介する本にも言えることですが、以前の動画と今の動画では雰囲気が結構変わってきています。吉岡さんご自身もどんどん深まってきていらっしゃるんだなと分かります。こちらも勉強になります!
吉岡さんの本業はコンサルタント。でもいわゆるスピリチュアリストで何冊も本を出されています。精神面に焦点をあてながら現実を切り開いていくというスタンスですね。
スピリチュアル系は好き嫌いが分かれます。以前の私は、否定はしないけれども積極的でもない、といった感じでした。知人に新興宗教にはまってテレビで大騒ぎになった人もいて、なかなかに思いは複雑でした。
吉岡純子さんもかつてはスピリチュアル系が嫌いだったらしいです。だから今でも相対化して話をすることができるのだと思います。例えば自分が「ヤバい人」だと思われるかも・・・とおっしゃっています。
「ものにも命がある」とも思っているからです。
それだけ聞いたらヤバい人かもしれないんですが(笑)、そう思っている理由は、日本独特の考え方である「万物に神は宿る」という考え方に共感していて、その派生の考え方から。
吉岡純子『いつだって、宇宙を信頼すればいい』
私が吉岡さんのお話しについていけたのは、こういった視点をもっていらっしゃるからです。
実際のところ宇宙や神様についての話が多いです。これも好き嫌いが多いと思いますが、「イメージ=譬え」だととらえればそれほど違和感がないです。
吉岡純子さんのご本2冊おススメです!
吉岡純子さんの壮絶な半生
まず一冊目。『日本人こそ、宇宙にお願いすればいい』。これも壮大なタイトルですね。好き嫌いが分かれるかもしれませんが、内容は具体的で説得力があります。
吉岡さんご自身の、苦難に満ちた半生(性暴力・引きこもり・余命宣告など)と「引き寄せ」術を体得してからの大成功(年商○○億・幸せな結婚など)について書かれています。
私、3年前までニートでした。
健康、仕事、お金、恋愛・・・・・・、すべてにおいて枯渇していて本当に苦しかったです。
ニート暮らしで貯金が底をつき、一念発起。
借金をしながらカウンセラーとして起業したところ、起業初年度の年商は3000万円。
次の年には年商は億を超え、その後もずっと年商・年収は右肩上がりです。
そして「令和の元日」に愛する彼と結婚もして、今は本当に幸せです。
苦しくっていつ死んでもいいくらい思い詰めていた日の自分を思い返すと、「幸せになることを諦めず生きていてくれてありがとう」と抱きしめたくなる・・・
吉岡純子『日本人こそ、宇宙にお願いすればいい』
素直に飾らずに書かれているので、読んでも抵抗の感覚が生じないです。不思議なお人柄だと思います。
YouTubeでのお話しを聞いていても、かつては本当に大変な状況だったそうです。そこから今のインフルエンサーとしてのご活躍はすごいギャップです。サクセスストーリーですね。
吉岡さんには独特の考えがあり、それが成功のヒケツでした。ダメな自分でもどこまでも認めて、心を陽気にしながら、進んで行こう!という強いメッセージです。つまり自己受容ですね。
壮絶な臨死体験
『日本人こそ、宇宙にお願すればいい』の続編が『いつだって、宇宙を信頼すればいい』です。
私はとっても楽しみにしていたので、Kindleで予約して発売初日に一気に読みました!吉岡さんが入院した時の臨死体験から得たことが書かれています。
思いがけない病が発覚。
体にはモニターが付けられ、絶対安静の日々。
常に口に酸素マスクが付けられて、
自由に話すこともできなくなりました。
「肉体を脱ぐ時が来たのかもしれない」
遠のく意識のなかで、そう感じた時のことでした。
突然、自分という肉体がスーッと抜けて、
意識体となって、病室の天井から
ベッドに横たわる自分を見ていました。
吉岡純子『いつだって、宇宙を信頼すればいい』
ポジティブもネガティブも超える視点
この後、吉岡さんは幽体離脱します。そしてベッドに横たわる自分を見たのだそうです!
その時、静寂な悟りのような境地に到達されたとか。吉岡さんの表現だと、「宇宙の端っこにつれてこられてたんだ」と感じられたそうです。
ベッドの上の自分を見つめると、
体の上に覆い被さるように、
陰陽太極図がゆっくり回っていました。
吉岡純子『いつだって、宇宙を信頼すればいい』
この時、陰も陽もまるごと認めて認める視点を得られたと言われます。すごいことだと思います‼一般的には、善悪や好悪は重要な判断基準。でもそれを超える視点の大切さを実感したのです。
「陽=ポジティブ」だけでなく「隠=ネガティブ」なじぶんも丸ごと受け入れることが語られています。その方が願望が叶いやすいとも。これってまさしく自己受容ですよね。
気を付けること3つ~どっしり構えてコツコツ努力
こういった宇宙理論が土台ですが、願望をかなえるための日々のコツについてもしっかり書かれています。
吉岡さんが詳しい「波動」や「引き寄せ」の理論をふまえたものですね。
特に次の3つには気を付ける必要があります。
1.換気
吉岡さんは毎朝起きたらされるとのこと。空気の「波動」を切り替えるためだそうです。
もちろん、ハウスダスト対策などにもなって、部屋が清潔になります。また風や太陽の光にふれると気分や波動があがります!
2.不要な物は捨てる
使っていないものには愛がもうなくなっていますね。だからそれを手放しておいた方がよいそうです。
3.感謝する
簡単そうで簡単ではないですよね。吉岡さんは身近なものから感謝を始めることをすすめています。身近なものとは、自分が今いる空間やその空間にあるモノ、いる人です。
なるほど~これならできそうですね!
身の回りの家具にまで声をかけて過ごすこともおススメされています。つまりまずは「今の私」を認めるということなんですね。自己受容です!
全体のメッセージを短くまとめると
「目標を決めて、どっしりと構えてそれを信じて、日々具体的にコツコツ努力しよう。そうすれば必ず叶えられます」
に尽きると思います。
これって、なんの違和感も感じませんよね。ただ吉岡さんのお話しだと、このことが「宇宙」という壮大な物語のなかで語られます。それがモチベーションというか、お話しの信頼性をアップさせています。
(もちろん、ついていけない人もいるかとは思いますが、私はそう思っています。)
「宇宙」とかって・・・ちょっと引いてしまう?
目標を決めるまでに迷ったり、決めてもまた迷ったり。ありますよね。決断を鈍らせない方法は人によります。
もしスピリチュアルな話題が絶対イヤというのでなければ、「宇宙理論」をその土台にすることが効果的かもしれません。
私は宇宙理論については「そうかもしれない(違うかもしれないけど)」と思いながら読みました。
先ほど書いたように、譬えというかイメージなんだととらえるという手もあります!
【まとめ】親こそ自己受容をして、あたらしい自分へ!
親は家の外でも仕事などでがんばることになります。すると「自分」が抜け落ちがちなんですよね。
そのなかで育児書を読んで、子どもの自己肯定感を高めようと努力するわけですが、ちょっとズレが生じます。親が自分が自分を受け入れられないと、子どもの自己肯定感を高めるというより、ただチヤホヤしてしまう結果につながる危険もありそうです。
なのでまさしく「自己受容」が大切です。ダメでもイライラしても子どもにキツイこと言ってしまっても、それが「じぶん」。今はこういう自分なんだ、と受け入れる。
すると、すっ・・・と心が軽くなります。
そして子どものいい面をはっと思い返します。で、笑い合いながら話ができたりします!本当に。最初にお話ししましたが、私の子どもも変わりました。
以前は感情の起伏が激しく、胃の調子がおかしくて病院にも行きました。でも今は気持ちが安定して、目標を自分で設定して進んでいます。私がしているのはそのサポートだけですね☆彡
吉岡純子さんのご本を読めたこと、感謝しています。そしてほんとうにおススメします!
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